森林の適切な管理と、持続可能な森林資源の利用と保全を図る

世界の森林を守る上で、木材や紙パルプを多く輸入し消費している日本の活動は大きな意味を持ちます。望月印刷は、「FSC^®森林認証紙」の使用が森林保全につながると考えております。

「紙」は私たちの社会にとってなくてはならないものであり、貴重な森林を資源として生産されています。これまで、森林資源の保護は「紙をリサイクルする」事が一般的な考え方でした。しかし、これからは、「木材の生産、加工、流通過程が適正に管理された森林」から製品をつくる、FSC^®森林認証紙を選択する考えに移行し始めています。

世界の森林が減少しています

世界の森林は経済発展の影響などで急速に失われつつあり、森林面積は1990年に約42.4億ヘクタールだったものが、2020年には約40.3億ヘクタールまで減少しています。要因の一つとして挙げられるのが「違法伐採」です。
国際的な木材の需要の高まりもあり、東南アジアやアマゾンでは違法伐採が後を絶たないといわれています。違法伐採が行われることで、生態系の破壊やCO²吸収減少が懸念されています。

持続可能な森林管理のために

「違法伐採」などの環境破壊から森林や生態系を保全し、管理しながら、紙や木製品を使う。これがFSC®森林認証の考え方です。適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その他リスクの低い木材を使用した製品に「FSC®ラベル」を付け、認証製品として販売できる制度で、その制度に基づいて生産された用紙が「FSC®森林認証紙」となります。

望月印刷では、2008年5月26日にFSC®認証のひとつであるCoC認証を取得し、「FSC®森林認証紙」を使用した印刷物に「FSC®ラベル」を印刷できるようになりました。

望月印刷にできること

FSC^®認証を受けた製品を使用することで、地球環境・森林資源の保護に貢献できることから、当社のお客様でも導入する企業様が増えてきました。望月印刷はこれからも「FSC^®森林認証紙」を使った環境保護印刷のご提案を通じ、世界の森林保全に貢献してまいります。

望月印刷のFSC^®森林認証紙を使った取り組みに関して、詳しくはこちら。