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中核的労働要求事項方針声明

中核的労働要求事項方針声明

国連のILO(国際労働機関)によって定められた「中核的労働基準」は、グローバル化の進んだ現代社会において「企業と人権」に関し、最低限順守されるべき労働の基準とされているものです。この基準は、「児童労働の禁止」「強制労働の禁止」「差別の撤廃」「結社の自由・団体交渉権の承認」の4分野があります。

望月印刷では、ILOが定めた「中核的労働基準」を尊重し、その実現のため「中核的労働要求事項方針声明」を策定しました。

「中核的労働要求事項方針声明」は、社員の尊厳を守り、豊かな個性と多様性が尊重され、その能力を最大限に発揮できる働きやすい職場環境、組織風土を作るためのものであり、労働者の健全な労働環境を維持し、社会的責務を果たすというSDGsの考え方に即したものでもあります。

FSC®中核的労働要求事項に関する方針

望月印刷株式会社は、国際労働機関の労働における基本的原則および権利に関する宣言について、以下の方針により実現させます。

  1. 児童労働の禁止、若年労働者への配慮
    最低就業年齢に満たない児童に労働をさせない。
    また、18歳未満の若年従業員を夜勤や残業など、健康や安全が損なわれる可能性のある危険業務に従事させない。
  2. 強制的な労働の禁止
    強制、拘束、非人道的な囚人労働、奴隷制または人身売買によって得られた労働力を用いない。
    従業員の離職や雇用を自ら終了する権利を尊重する。
  3. 職業と雇用における差別の排除
    基本的人権を尊重し、国籍・人種・出身地・性別・宗教・疾病・障がいなどによる差別を行わない。
  4. 結社の自由、団体交渉権
    規則に基づき、労働環境や賃金水準などの労使間協議を実現する手段としての従業員の団体交渉権を尊重する

2024年9月30日
望月印刷株式会社
代表取締役社長 望月 諭