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丸ごと深谷ねぎ

2021年01月27日

こんにちは。望月印刷のK・Hです。
このブログの公開のタイミングは2回目の緊急事態宣言が発令された、真冬の最中かなと。
そんな中、私の生まれた深谷にこんな食べ物があるのでご紹介。

農家の次男に生まれた私は、幼少期に「深谷ねぎ」の収穫、出荷の手伝いをよくやっていましたが、「深谷ねぎ」がおいしく生産・出荷されるタイミングがこの真冬。
白根の部分が長くて太く、糖度が非常に高いのが「深谷ねぎ」の特徴で、真冬にもっとも甘みが強くなる。当時は、今ほど暖房の設備が十分ではない時代(昭和50年くらい)だったので、作業をする納屋で、石油ストーブや大きなドラム缶を切って薪をくべ、暖をとりながらでの作業。ストーブの上ではやかんでお湯を沸かし、乾燥を防ぐための加湿をしたり、甘酒なども作ったもの。ドラム缶では「深谷ねぎ」を収穫したまま放り込み、黒焦げになった皮を剥き、しょうゆに付けておやつ代わりに食べたりと。

今日はこの「丸ごと焼いた深谷ねぎ」をご紹介。
色々な「ねぎ」の食べ方がありますが、これが「深谷ねぎ」の一番おいしい食べ方だと未だに思っている。

では、早速。調理といっても何も調理はしません。
「深谷ねぎ」は、近くのスーパーで売られているいわゆる「泥つきのねぎ」を購入してください。
「深谷ねぎ」がなかなか手に入らない方は、深谷市にある3つの道の駅、「おかべ」や「かわもと」「はなぞの」などで泥付きで売られているので、是非本物を手に入れてください。

調理方法としては、ベストなのが、バーベーキューコンロでの炭火焼き、ベターなのが七輪での炭火焼き
準備が大変という方は、ご家庭のグリルの部分で焼いても十分食せます。グリルの場合は、少し泥を水で落とし、根っこをきれいにカット。青い葉の部分はカットし、味噌汁、たまご焼き、納豆などに入れ捨てずに利用してください。
焼き加減のコツは、黒焦げになるまで回しながら全ての面をしっかり焼くこと。この焼き加減が調理の全て。

黒く焦げた皮を何枚か剥いて二つに折り曲げ、醤油に付けど真ん中から、がぶっ!とがぶりつく。とろ~りっと口の中でいっぱいに広がる香りある甘み。口に広がった「深谷ねぎ」の食の歴史を、是非、ご堪能あれ!
お酒が飲める方は、県内産のクラフトビールなどを添えて一杯どうぞ。
***葱の独特のニオイと辛さはアリシンという殺菌効果や疲労回復のある成分。
生で食べるのが一番の効果があると言われていますが、熱を加えてたくさん食べることも良いと言われています。
深谷ねぎを食べて免疫力をつけ、この時期、コロナに打ち勝ちましょう!

※下の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。 

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